原材料を厳しく見つめる目が
創業当時から変わらぬ伝統的なこだわりです。

佐藤焼酎製造場
銀の水 麦25度
銀の水
蛋白質、脂肪分を極限まで取り除くため大麦の中心に近いとこまで精麦し、減圧蒸留後3年以上じっくり熟成。
フルーティでさっぱりした味わいの麦焼酎。
銀の水Black麦25度
銀の水BLACK
甘くコクのある味わい。「銀の水」の黒麹バージョンですが、同じ原料でも麹が違うだけでこんなにも味が変化するものかと驚きます。


水江順治さん水に限りなく近づいた?究極のさわやかさ。

佐藤焼酎製造場の社長であり杜氏である水江順治さんとは親しいお付き合いをさせていただいていますが、彼は納得のいくまで何でもとことん自分でやるタイプ。麹づくりも「この麹の成長を一瞬でも見逃したらもったいない」という感じで、とことん見届けてやるぞ!の心意気。だから、彼がつくった人気の麦焼酎「銀の水」もきれいになるだけきれいになっている。もうこれ以上きれいにしたら水になるんじゃないかしら?というくらい雑味がない、さわやかな味わいです。とことん極めて、本当に彼らしいなと思います。


小さな焼酎蔵の大きなこだわり

杜氏清流祝子川や恵まれた自然環境のなかで育まれた天然水や、夢を同じように語れる生産農家による穀物など、選ばれた原材料のみを使用して焼酎を造り上げていきます。

(以下、水江社長のお言葉です。)
「原材料を厳しくみつめる目は創業当時から変わりません。その時点で最高の原材料を伝統が培った本格焼酎造りの技術で最高の味に仕上げるのが蔵人の努めであり、ひとつひとつの製造工程で妥協を許さないのが佐藤焼酎の『ものづくり』に対する伝統的なこだわりなのです。」

「五感をフルに使い、麹菌や酵母菌の生き物とも心の対話を続けながら、赤ちゃんをそっと大切に育てるように、できるだけ多くの時間を費やすのです。
そうせずにはいられないということが、私どもの最も大きい『こだわり』 であるのです。 」

お客様のための独創性

「私ども作り手は、焼酎造りに全力を傾けます。 原材料選びに、製造工程のひとつひとつに。
そして焼酎づくりにかける夢も一緒にブレンドして、本格焼酎銘柄を作り上げていきます。お客様の立場に立った斬新な美味しさを作り上げる時には、微生物とのつきあい方や独自の蒸留圧力を試すなど、佐藤焼酎ならではの独創性がそこには必ずありました。当蔵を代表する熟成麦焼酎「銀の水」はキレの良さと極上の口当たりを実現させた、夢づくりの実例だと思っております。」

伝統づくりは革新の連続

「創業者が始めたモノづくりをそのまま現在に引き継いだ「昔ながらの味」「昔ながらの製法」が脚光を浴びることも多く、様々なモノづくりにおいて『伝統を引き継ぐ』ことは、大切な事だと言えます。」

「しかし、私達は焼酎作りにおいて、それ以上に重要なこともあると考えます。
製造用具や作り方のスタイルのその先にあるのが、『顧客満足』というキーワードで、もっとも大切なものなのです。精魂込めて造りあげた焼酎を、焼酎を愛するお客様に美味しいといって飲んでいただくことが願いであり、その実現のためには最大限の努力が必要になるわけです。」

「私達、佐藤焼酎製造場は、焼酎製造に携わる企業として、焼酎を皆様に心からお喜びいただけるよう、『もっと旨い焼酎』を造り出すために、すべての製造工程において日々研究を続けております。新しいものを造りだすために努力しているというより、もっと旨いものを造りだすための『試行錯誤の連続』というほうがイメージ的には近いと思います。美味しさを求めて、伝統的な手法に最新のテクノロジーを加え、ミックスされた革新的な技術の確立を目指し続けます。革新の姿勢を保ち続けることこそが、当蔵の伝統と呼ぶべきもので、私達の誇りとするところなのです。」

主要取扱商品

  • 麦焼酎:銀の水・天の刻印・麦ピカ・つめかんかん
  • 芋焼酎:亮天
  • 栗焼酎:三代の松・KURIKA
  • 米焼酎:蘭珠
  • リキュール:麻呂N・桃の花嫁

沿革

明治38年9月 初代佐藤松太郎 酒造免許取得
昭和23年 焼酎蔵を建て替える 代表銘柄「三代の松」
昭和50年 日向山栗を原料とした製法を確立
  減圧蒸留法を採用 4代目水江順治
昭和51年 三代の松シリーズ「くり焼酎」を発売 焼酎蔵を増築
平成元年 酒税改定により熟成用の樫樽を導入。この樽を利用した米焼酎「蘭珠」を発売。
リキュール類の製造免許取得、またたび酒を開発・販売。
平成9年 法人設立
平成13年 酒類鑑評会で麦・米・栗の3種類4品目が優等賞を受賞。
平成19年 新社屋へ移転。

佐藤焼酎製造場株式会社
〒882−0082宮崎県延岡市祝町2388-1 TEL:0982−33−2811