古き時代を想い、同じように造ることで
変わらぬ味を今に伝えることが「こだわり」。

「宮崎県最古の酒蔵」

宮崎県北部の日之影町にある姫泉酒造合資会社は、県内で最も古い天保2年（1831年）に創業した老舗蔵です。鮎の友釣りで有名な五ヶ瀬川が流れ、急峻な山肌に棚田が連なる渓谷に位置し、緑豊かな自然の恵み受けながら姫泉の焼酎は造られています。 無濾過のパイオニアとも言われる蔵です。
「新しいものはいくらでも生まれてきますが、古いものは一度やめたらもう造れないと思うから」という姫泉酒造の社長の言葉からは、創業当時の180有余年前の製法により近づけながら、ただただ良い焼酎を造り続けたいという思いが伝わってきます。

「創業に由来する水へのこだわり」

姫泉酒造の焼酎造りのこだわりは、「水」です。五ヶ瀬川の対岸沿いにある、千数年前の阿蘇の大噴火によって形成された溶岩層から湧き出る水は、長い年月を掛けて濾過され、適度なミネラル分を含んだまろやかな名水です。姫泉酒造の焼酎に使う仕込み水、割水には、全てこの水が用いられており、姫泉独自の味わいを醸し続けています。

「伝統の味を守る隠れ菌」

140〜150年前に建てられた伝統ある蔵内には、代々つちかってきた隠れ菌とも呼ばれる家付酵母や細菌が柱や壁など様々なところに棲みついています。「同じ水、同じ原料を使っても味が違うのは、この菌のおかげだと思います。これが最終的にその蔵の味を決める重要な役割を担っているんですよ。」と社長が語るように姫泉の伝統の味をしっかり支え、伝承しています。

■ 主要取扱商品

• 麦焼酎：天保二年・原酒天保二年・樫樽長期貯蔵御幣・七代目姫野
• 芋焼酎：御幣・無濾過御幣原酒・無濾過御幣KURO原酒
• そば焼酎：そば黒御幣

■ 沿革